医療通訳を利用したい方
日本での医療通訳の位置づけ
近年、日本の医療(健康診断や治療)を求めて多くの外国人が旅行と合わせて来日し、医療通訳の需要は年々高くなっています。
医療通訳は医療専門の通訳の専門職として認知されてきています。
医療通訳業界
医療ツーリズムの需要が高まり、医療ツーリズム専門会社や通訳会社等がサービスの提供を行っています。
対面式の通訳、電話通訳、オンライン通訳、遠隔通訳(リモート通訳)など提供方法も様々な形があります。
資格については、医療通訳には国家資格がなく、民間資格として様々な団体や会社で認定試験が開催されていますが、技能試験の基準として厚生労働省が定めている医療通訳育成カリキュラム基準によって日本医療教育財団の医療通訳試験があります。
受験資格は医療通訳の経験が有ること、又は日本医療教育財団の認定教育校の医療通訳講座を受講し、修了することなど、一定の条件があります。
※サンシーアは日本医療教育財団の認定教育校です。
医療通訳の種類
医療通訳は健康診断、検診、治療、美容などのカテゴリーに分かれます。
医療通訳利用方法
対面式、電話通訳、ビデオ通訳など、ご希望に応じた医療通訳サービスを提供します。
オンライン、遠隔の通訳はSkype、微信(WeChat)、DingTalk(钉钉)も対応しております。
医療通訳契約書
事前に医療通訳サービス利用契約書を取り交わしさせていただきます。
医療通訳利用時間
検査通訳の場合は4時間単位・8時間単位が多く、入院時付添通訳は24時間制でも提供しています。
契約時間を超過した場合は延長料金が発生します。
他、基本時間(最初の2時間は固定料金)、その後実働時間に応じて1時間単位で料金計算する会社もあります。
医療通訳利用料金
医療通訳のサービス料金は、時間単位(4時間・8時間単位等)や基本料金(最初の1、2時間は固定料金)+通訳実働時間(1時単位)での計算など会社によって様々です。
医療通訳のレベル
治療が最も専門性が高く、医師免許取得者又はそれに準ずる分野を専攻する専門学位課程を修了した者、治療通訳の経験の質が高い者が行います。
健康診断や検診、美容も専門用語を使用しますので、医療通訳の教育を受けた者、医療通訳経験が一定レベルまである者が行います。